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【BOSEが世界119店舗を閉店予定】ネット販売に戦略集中へ

Fashion

(出典元:BOSE)
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BOSEが119店舗を閉店することを発表

ヘッドホンやスピーカーで知られる音響機器ブランドBOSEが、今後数カ月以内に、アメリカ、ヨーロッパ、日本、オーストラリアの119店舗を閉店することを発表した。中国やアラブ首長国連邦、インド、東南アジア、韓国など、他の地域の店舗は継続営業する見込み。

これにより、世界規模での販売戦略としては本格的にネット販売(EC)にシフトしていくことが明確となった。

BOSEは1993年にアメリカで一号店を出店し、その後も様々なショッピングモールに出店し、商品の展示や使用体験を重視してきた。

BOSEは、昨今オンラインで購買する顧客が急激に増えたことが、今回の閉店決定の大きな要因であるとしている。

今後アメリカ市場では、amazon、BEST BUY、Target、Appleなどの販売チャンネル及びbose.comにて販売していく見込み。

今回は、多くの使用体験を経て、ブランドが浸透している国を中心に閉店をしていくように見て取れる。より多くのブランド体験を必要とする国では継続予定ではあるものの、大きな戦略変更となった。

中国やインドでも一定の知名度やデザイン性、品質の評価は既にあるため、今後中長期的には、世界規模で店舗を減らしていく可能性は高いだろう。

兒玉キミト

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