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【“サスティナブル”はこのブランドにとっては当たり前のこと___SREU 2020S/S Collectionの舞台裏を取材】

Fashion

「FURUGI-NI-LACE(古着にレース)」からブランド名を改め、Rakuten Fashion Week Tokyoで初ランウェイを開催した「SREU(スリュー)」新ブランド名の「SREU(スリュー)」はS(Sustainable) RE(Recycle) U(Upcycle) を繋ぎ合わせた造語だとデザイナーの植木氏は語る。
 
今回は同ブランドの初ランウェイショーのリハーサル、バックステージを含む舞台裏に密着した。

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今回、ブランドとして初ランウェイを開催するにあたりブランド名を変更した経緯については、「FURUGI-NI-LACE(古着にレース)」だとどうしても受け取り側のイメージを狭めてしまうと感じており、そのイメージを刷新するためにもこのタイミングでブランド名を変更し、今回のショーでは意識的にメンズでも着用可能なアイテムを多く取り入れたという。
 
今回も一部のアイテムに企業の要らなくなった既製服を再利用し、世の中的には価値のなくなったものに新たな価値を生む取り組みを行ったとも語ってくれた。

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更にショー終了後に、SREUを擁する株式会社ATENOYの米田代表と、SREUデザイナー 植木沙織に話を伺う中でとても印象に残った言葉がある。
 
「“サスティナブル”はこのブランドにとっては当たり前のこと、ここ数シーズンで前面に押し出したわけではなく、前身ブランドから今までやってきたことだし、これからもそれは変わらない」
 
昨今のファッション業界で“サスティナブル”というワードはどこかトレンドのように扱われ、リサイクル生地や再生繊維をただ素材として表面的に用いるブランドも少なくない。

もちろんこのような取り組みは必要であるし、否定するつもりもない。しかしどこか表層的で腑に落ちない部分を感じていた人も多いのではないかと考察する。
 
「リサイクル、リメイクという枠組みではなく、既製服と同じカテゴリーで勝負したい」と語ったデザイナーの言葉の裏側に、このブランドのもつ“サスティナブル”の本質を垣間見た。

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石本 遥路

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