【ファッションの合同展示会 PROJECT TOKYO】渋谷ヒカリエに会場を移し開催
【PROJECT TOKYO】20ヶ国、合計約250ブランドが出展
「今」を結ぶファッションの展示会をテーマに 、クリエイティビティとビジネスマッチングの両方を兼ね揃え、「ファッション=楽しい」の原点を思い出させるファッションの合同展示会、PROJECT TOKYO。
今シーズンは会場を渋谷ヒカリエに移し、20ヶ国、合計約250ブランドが出展。
渋谷ヒカリエでの開催は今季が初となったが、アクセスの良さも伴い、国内外のバイヤーをはじめ多くの来場者が訪れた。
食肉による副産物であるレザーを使う「MIZUKI ICHINOSÉ」や 着古した服のポリエステルを再生・リサイクルし、糸 / 生地 /Tシャツなどを製作、”服から服をつくる” をコンセプトに掲げた「BRING」なども出展。
昨今のファッション業界で関心の高まる “サスティナブル” や “エシカル” といったキーワードを取り扱うブランドも多く見受けられた。
FOYER Aと呼ばれるエリアにはY.O.N、amok、TAAKK、meagratia、PORTVELなど国内外問わず活躍の場を広げるブランドが並んだ。
» 参考:【Interview】Tokyo新人デザイナーファッション大賞受賞【PORTVELが目指すクリエイション】
また中国国内や香港、台湾などアジア圏のバイヤーも多く来場し、その場でオーダーを確定させるといった動きも見られた。出展ブランドたちからも、アジア圏のバイヤーの反応が良い、プロダクトに興味を持ってくれた等の意見を聞くことが多かった印象。
来シーズンも「PROJECT TOKYO」は渋谷ヒカリエでの開催が決定している。
PROJECT TOKYO 2020 March
日程: 2020年3月24日(火)〜3月25日(水)
会場: 渋谷ヒカリエ (9F ヒカリエホール)
東京都渋谷区渋谷2丁目21-1, 渋谷ヒカリエ9F
公式サイト: https://www.project-tokyo.com/index.html
石本 遥路
【崩壊しつつあるファッション“ジャーナリズム” ファッションとメディアの関係性 -前編-】
ファッションブランドにまつわる付加価値や、イメージを左右するファッションジャーナリストの存在。ここ十数年の間に、その存在は情報社会における環境の変化や購買方法の変化に伴い、それ本来の姿にさえ影響を及ぼしています。最新のランウェイもすぐにインターネット上で確認が出来ます。
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