中国のスポーツアパレルブランド リーニンが2021年上半期の好調業績を発表
(出典元:Liningオフィシャルサイト)
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中国のスポーツアパレルブランド李寧(リーニン)が2021年上半期の業績を発表した。
2021年上半期の売上は101.97億元(約1733億円)で、前年の61.81億元(1055億円)から65%上昇した。
2021年上半期の税引後純利益は19.62億元(約333億円)で、前年の6.83億元(約116億円)から187%上昇し、すでに前年全体の純利益16.98億元(約288億円)を超える結果となった。
また、新型コロナウィルス問題の発生する前の2019同期と比較しても、売上・純利益ともに成長を見せている。
ここ数年力を入れてきたリブランディングの好影響と、新型コロナウィルス問題発生後の中国のライフスタイルに健康志向とスポーツ志向がより強くなったことが大きな要因といえる。
新しい大型店舗戦略、限定IPコラボ戦略、スケートボードシリーズの投入など、次々と新しい手を打ち続け存在感を放ち続ける李寧(リーニン)の好調は、2021年下半期にも続いていくだろう。
兒玉キミト
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