【ERDOS(鄂尔多斯)】中国のブランド価値ランキングで初の一位に
ERDOS(鄂尔多斯)が「中国で最も価値のある500ブランド」ランキングで一位
ワールドブランドラボラトリーが発表した最新の「中国で最も価値のある500ブランド」ランキングで、ERDOS(鄂尔多斯)が一位を獲得した。
このランキングのトップは長らくHLA(海澜之家)の定番ポジションだったものの、直近のHLAの業績低迷の影響もあり、ERDOSが首位の座を奪う形となった。
ERDOS(鄂尔多斯)グループは1979年創業で、鄂尔多斯は中国 内モンゴルエリアの地名だが、現在は中国ではブランド名としての知名度のほうが高い。
1970年代、内モンゴルエリアが、その豊富な羊の資源を活かし、ウールやカシミアの加工産業を発展させていく方針を決め、改革初年度から30万着のウールシャツを生産し、すぐに中国全土でもトップクラスになっていった。
その発展の中でERDOSも成長を続け、原料は生地自体も順当に価格上昇を続け、ブランドや街自体の価値を上げていく結果となった。
今回のランキングは、トップのHLAの低迷と、ERDOSの成長どちらも表している。独自算出のランキングとはいえ、デザイナーズブランドやコレクションブランド、ストリートブランドとは異なる、中国アパレルのひとつの流れを表現しているといえる。
兒玉キミト
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