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中国で圧倒的勢いのMINISO【メイソウ】出店方法の秘密とは?!

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本記事の内容

  • 3000種類超えのMINISO商品ラインナップ【2000店舗突破】
  • MINISOの出店拡大を支える中国国内『加盟店条件・システム』

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3000種類超えのMINISO商品ラインナップ【2000店舗突破】

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(出典元:MINISO)

中国ですさまじい勢いで出店を続ける中国企業MINISO(メイソウ・名創優品)。

2016年ごろは、日本のダイソーにUNIQLO(ユニクロ)や無印のデザイン要素を加えた、ただの模倣系雑貨ショップとして認知している人が多かったMINISO(メイソウ・名創優品)。

しかし、現在では2000店舗を超え、その常時3000種類を超える豊富な商品ラインナップとコストパフォーマンスの高さから、中国国内では「お手頃でデザインもちょうどよい雑貨ショップ」として、好感触なブランドに成長しています

毎週新商品を発売し、雑貨以外にも化粧品、スナック菓子、デジタルガジェットを幅広く自社企画の商品を拡げています。

例えばアイライナーのように、爆発的に売れているスター商品になると、1商品で10億元(約160億円)を超える商品もあります。

ダイソーが全世界で約4400店舗を展開していますが、現在2000店舗を超え、月に80-100店舗の出店を続けているminiso(メイソウ)がここ数年で追いつくのは時間の問題かもしれません。

MINISOの出店拡大を支える中国国内『加盟店条件・システム』

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(出典元:MINISO)

このMINISO(メイソウ・名創優品)のすさまじいスピードでの出店数増を支えているのが、加盟店システムです。

中国大陸でのMINISO(メイソウ・名創優品)の加盟店になるための条件は、以下のようになっています。

  • 1:街の人口が30万人以上であること
  • 2:加盟オーナーは20歳以上の中国人で、高卒以上の学歴であること
  • 3:店舗位置はショッピングセンター、ショッピングモール、商業施設内、あるいは地下鉄付近、学校付近であること
  • 4:店舗面積の理想は200平米以上で路面に面している部分が8メートル以上であること、そして年商予測が700万から3000万元(約1.1から4.8億円)の間であること

人通りの多いエリアで、若い人たちをターゲットにしていることがよくわかります。
また、商品ラインナップが多いことが売りのひとつなので、ある程度の店舗面積を確保したいこともわかります。

そして、MINISO(メイソウ・名創優品)の加盟店システムは、以下のようになっています。

  • 加盟希望者は商標使用費、商品保証金、内装費、テナント家賃、人件費、光熱費などを負担する必要がある
  • 商標使用費は年間8万元(約128万円)、商品保証金は75万元(約1,200万円)
  • 内装デザインは本部提供で、施工会社も本部からの指定

中国で一個人がはじめるには小さい金額ではないです。

そして本部はしっかりリスクを抑えながら、空間デザインやブランドマネジメントにも力を入れていることがわかります。

ユニクロやスターバックスも年に数百店舗ペースで拡大を続けていますが、広大な中国大陸ではまだまだこういったリアル店舗の店舗数拡大にはポテンシャルがあります。

今後のMINISO(メイソウ・名創優品)の出店拡大状況も、注目です。

兒玉キミト

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