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【Forever21が中国市場から完全撤退】

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Forever21が中国市場から完全撤退

2019年4月30日付で、Forever21が中国市場から完全撤退しました。

上海の旗艦店や深圳店などの実店舗だけでなく、Tmall、京東などのオンライン店舗も全て閉鎖となりました。

最終日となる4月30日は、どの店舗も大幅なセールで賑わいましたが、5月1日時点で全て営業停止しています。

市場は大きい中国のファストファッションマーケットですが、中国ローカルのファストファッションブランドや淘品牌と言われる淘宝(TAOBAO)内でD2C(メーカーEC直販)モデルで拡大を続ける中国ブランドとの戦い、そしてインフレによる人件費などの固定費増加の流れに勝てず、Forever21は撤退となりました。

中国のファストファッション市場は成長著しいものの熾烈な競争が繰り広げられていて、勝ち負けのはっきりした市場となっています。

UNIQLOやGU、H&M、そして一部の中国ローカルファストファッションブランドは成長を続けている一方で、今回のような撤退を目にすることも少なくありません。(H&Mも経営的には安定しているとは言えません)

中国は市場が圧倒的に大きいものの、改めて、どの市場で戦うのかがとても重要な国といえます。
» 参考:10 Corso Comoが6月に上海店を閉店【中国市場から完全撤退へ】

兒玉キミト

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