新しい売り方で苦況の商戦を乗り切る中国大手アパレルPEACEBIRD(太平鳥)
オンライン販売での売り上げが半分以上を占めた
中国大手アパレルグループのPEACEBIRD(太平鳥)が、2020年3月5日から3月8日の女王節(婦女節)キャンペーンの結果、期間中の販売額が2.46億元(約38億円)を突破したことを発表した。
さまざまなアパレルカテゴリで展開を拡げる同社だが、ウイメンズだけでも1億元(約15億円)を突破したとのこと。
キャンペーン期間中はさまざまな販売チャンネルで展開したが、その中でもWeChat内の販売ミニプログラム及びライブストリーミングなどの近年開発された新しい販売方式が好調で、全体の半分以上を占めたという。
新型コロナウィルスの影響で実店舗の営業が制限されていた中、オンライン上での「新しい売り方」を開発してきた結果といえる。
新型コロナウィルスによる中国の小売マーケットへの悪影響はこれからも数ヶ月は続くし、その中で淘汰され、縮小や倒産を余技なくされる企業も多数出てくると思われる。
ただそんな状況だからこそ、新しい売り方が開発されていくことにも注目していきたい。
兒玉キミト
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