Nikeの新しいコンセプトショップNike Riseが中国 広州にオープン
(出典元:NIKEグローバルオフィシャルサイト)
2020年7月9日、Nikeがニューリテール型のコンセプトショップNike Riseを中国 広州にオープンした。
Nike Riseは、上海とニューヨークのHouse of Innovation、カリフォルニアを中心とした、小型ソーシャルコンセプトショップのNike Live、アウトレットコンセプトのNike Factoryに続く、通常のショップとは異なるNikeのコンセプトショップとして4種類目のコンセプトショップとなる。
2018年10月に上海にHouse of Innovation(Nike上海001)をオープンして以来、中国での2店舗目のコンセプトショップとなる。
バスケットボール、サッカー、マラソンなどスポーツ文化の熱の高いことが今回広州を選んだ理由のひとつだという。店舗は正佳広場(Grandview Mall)に位置し、3階建ての店内の面積は2053平米ほどとなる。
Nike Appとの高い連動、連携に力を入れており、スマホで写真を撮るだけで足の形状や大きさを測定し適したシューズをお薦めするFit inなど、テクノロジーを活用した様々なサービスを提供する。
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上海のHouse of Innovationはオープンから2年弱だった現在でも現地で高い評価、人気が続いており、今回の新店舗も期待が高まっている。
NikeはNike Riseをロサンゼルスに、House of Innovationをパリに出店予定としており、近年、コンセプトショップの開発に力を入れていることがうかがえる。
中国での業績も直近5年二桁成長を成長し続けていることからも、中国展開は今後も力を入れていくことが予見される。
兒玉キミト
売上減の中でオンラインの伸びを見せたNIKE中国から見る新しい消費の拡がり
NIKEが2019年度の第3四半期(2020年2月29日まで)の業績を発表。売上はウォール街の予想を超え、101億USドルを突破した。これは、北アメリカで前年比4%、ヨーロッパで前年比11%成長したことが大きな要因。第三四半期のスパンの中では、北アメリカとヨーロッパのマーケットは新型コロナウィルスCOVID-19による打撃はまだそこまで大きくなかったことがうかがえる。
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