【上海の老舗クラブM1NT(ミント)が突然の閉店を発表】
(出典元:M1NTオフィシャルWeChat)
上海の老舗クラブM1NT(ミント)が突然の閉店を発表した。新型コロナウィルスCOVID-19問題を乗り切り、5月8日に再開したばかりだったが、3ヶ月弱で再び閉店することとなった。
M1NTは、上海の外灘エリアに位置し、美しい夜景も一望できる24階のそのロケーションと巨大サメの水槽などのラグジュアリーな空気感が人気を呼び、地元の若い世代を中心に人気を博していた。上海の2010年代を代表するクラブのひとつと言える。
全盛期にはデビッドベッカムやパリスヒルトンなどの海外のセレブリティも訪れるほどだったが、この1,2年は観光客と欧米人客が多く、地元の感度の高い若い世代は、ここ数年で新しくできた市中心部のクラブへ流れる傾向があったことも事実。
最後の週末も人で溢れかえっていたため、一概に営業不振が理由とはいえないが、ARKHAMに続き、上海のナイトシーンの名物がひとつ幕を降ろす結果となった。
新陳代謝の激しい上海のナイトカルチャーは数年で景色がガラッと変わるため、トレンドを掴むのが簡単ではないが、その分面白みもあるといえる。
兒玉キミト
上海の人気クラブBar Rouge(バールージュ)とLe Baron(ルバロン)が営業再開
上海屈指の人気クラブである外灘エリアのBar Rouge(バールージュ)と淮海エリアのLe Baron(ルバロン)が4月17日に営業を再開する。新型コロナウィルスCOVID-19の問題が深刻化してから実に約3ヶ月ぶりの再開となる。
人気記事【上海っ子ご用達のクラブ】ARKHAMがこの夏北京に新店オープン!
人気記事【コロナ渦中で浮き彫りになった日本のファッション業界が抱える問題点】
Youtube動画【アパレル】中国の小売の店舗状況