フォーエバー21が中国市場への再進出を発表
(出典元:フォーエバー21オフィシャルWeChat)
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中国市場から撤退して2年のファストファッションブランドFOREVER21(フォーエバー21)が再進出を発表した。
発表はオフィシャルWeChatとオフィシャルWeibo上で発信された。アメリカの本社からの授権を受け、Lasonic Limited旭声有限公司とそのグループ会社旭声电器(深圳)有限公司が運営を受け持つこととなる。
公式声明の内容の詳細修正のために発信されたコンテンツは現在暫定的に削除されているが、中国市場の再進出自体は事実として認められている。
2008年のテストマーケティングを経て2011年に本格的に中国に進出したFOREVER21(フォーエバー21)だが、現地の格安ブランドやその他のファストファッションブランドとの激しい競争に勝てず、2017年から店舗を続々と閉鎖した。
その後2019年4月に中国オフィシャルサイト、Tmall(天猫)、JD(京東)などのEC旗艦店も閉鎖し、撤退した状態となっていた。
低価格帯マーケットでの競争が最も激しい中国でファストファッションブランドの成功は簡単ではなく、New Look、ASOS、OLD NAVY、Topshopなど多くのブランドが撤退を余儀なくされている。
今回の再進出にあたり、ECに力を入れていくことが明確で、唯品会と拼多多の2大ECプラットフォームを中心に戦略を組み立てていくことが発表されている。
撤退からのこの4年で中国ドメスティックブランドも増え、競争はさらに激化している。
再進出の道のりは厳しく険しいが、グローバルで低迷を続けるブランド自体の復興のために外せないマーケットとして、FOREVER21(フォーエバー21)の再挑戦が始まる。
兒玉キミト
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