【中国で映画館の運営が再開へ】
(出典元:国家电影局オフィシャルサイト)
2020年7月16日、中国の国家映画局(国家电影局)は新型コロナウィルスCOVID-19の拡散防止の状況と各映画館の対策設備の準備完了の状況を受け、7月20日より正式に映画館の運営を再開することを発表した。直近で数十人規模のクラスタが発生した地域はこれに含まれない。
中国の中では三密の条件が揃いやすいとしてキャバクラやカラオケより厳しく取り締まられていた映画館だが、ようやく再開が決まり、上海でも喜びの声が上がっている。
しばらくはチケットの購入はオンラインのみとなり、検温とマスク着用も必須で、座席も通常満席時の30%を超えないように調整されるとのこと。
まだまだ不便な環境の中で、旧正月以来の再開のため上映スケジュールの調整も困難を極めるが、また一歩中国に日常がかえってきた形となる。
兒玉キミト
【ついに上海で映画館営業再開の許可】市民待望の街の歩み
上海ディズニーランドの5月11日の営業再開が市民の間で話題となった上海だが、ディズニーランドに続いて、映画館も営業再開を許可する発令が、中国国務院より発表された。1m以上のソーシャルディスタンスをとること、マスクを着用すること、事前予約制であることなどの条件つきではあるが、市民待望の映画館再開となる。
人気記事【ファッションブランドの今後の海外戦略において求められる変革とは?】
人気記事【トラブルが起こる前に確認しておきたい、中国での商標権について】
Youtube動画【アパレル】中国の小売の店舗状況