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アーバンアウトフィッターズがTmall旗艦店閉鎖で中国市場撤退へ

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(出典元:Urban Outfitters Tmall)

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アメリカのファストファッションブランドUrban Outfitters(アーバンアウトフィッターズ)が中国のTmall(天猫)プラットフォーム内の中国国内発送の旗艦店を閉鎖することを発表した。このTmall旗艦店は2021年9月12日に閉鎖となる。
現在は在庫消化のため最大8割引のセール中で、9月12日に全ての商品を販売停止し、カスタマーサポートは9月24日までとなっている。

Urban Outfitters(アーバンアウトフィッターズ)は現在、中国における独自ドメインのオフィシャルサイトは持たず、実店舗も保有していないため、このTmall旗艦店の閉鎖が実質的に中国市場からの撤退となる。

1970年の創業後、世界中で市場開拓を続けてきたUrban Outfitters(アーバンアウトフィッターズ)。中国は2016年に進出。
現在はアメリカから直送の越境型Tmall旗艦店で224万人、中国国内発送のTmall旗艦店上で114万人のフォロワーを保有している。

これまでの運営規模と比較するとほぼ撤退ではあるが、9月12日の中国国内発送のTmall旗艦店閉鎖後、中国の顧客は越境型Tmall旗艦店では購入が可能なため、中国市場との繋がりは残す形となる。

中国マーケットでは、2020年5月末で撤退したESPRITなど、グローバルファストファッションブランドの苦境が続く。
アパレルマーケットの成長は続くものの、ファストファッションカテゴリのようにマーケットカテゴリによっては難易度が高いマーケットも少なくない。

 

兒玉キミト

 

 

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