【中国のアパレル】サイズに注意!これを気をつけておかないとやばい
「中国のアパレルのサイズはこれを気をつけておかないとやばい!」
何が?と思うかもしれませんが。そこには中国ならではの事情があります。
この20年、常に市場規模の拡大を続けている中国アパレル。人口が多い分、マーケットは巨大ですが、一方で国土も巨大です。
そのため、一口に「中国」と言っても、そのサイズ感はさまざまです。結論から先に言いますと、エリアによりサイズ感やアイテムは、必ず変える必要があります。
本記事では、中国のアパレルのサイズについて詳しくご紹介いたします。かなり重要なポイントで、中国に展開する際に間違えやすい部分でもあります。是非ご一読ください。
» 参考動画:【中国のアパレル】エリアによって変わるサイズ感
本記事の内容
- 中国本土における体格(サイズ)の違い
- そこから見える中国アパレルのサイズ事情
中国本土における体格(サイズ)の違い
世界4位の国土面積
中国は本当に大きい国です。
約960万平方kmあり、日本の約38万平方kmと比べても、約25倍の国土面積になります。
人口も日本の10倍以上あり、漢民族が大半を占めるとはいえ、
民族も50以上存在します。
エリアによって民族、食生活が異なるため、
おのずと、体格にも違いが出てきます。
中国の北と南
わかりやすいのは、北と南の違い。
一言で言ってしまうと、北は体格がよく、南は華奢です。
男性でいうと、平均身長は5cm以上違う
といってもおおげさではないです。
そこから見える中国アパレルのサイズ事情
中国国内の身長差による影響
そのため、北は南と比べて、ワンサイズ大きいものがよく売れる傾向にあります。
特に男性は、北エリアや東北エリアではストリートスタイルが流行っていることもあり、余計に大きいサイズが売れやすいです。
また、女性も南よりも北のほうが体格がいいです。特に東北エリアでは、この違いは顕著になります。
上海は多様性がありサイズ感は日本に近い
上海は、ファッションに多様性があるうえに、中国全土から人が集まっているので、
売れるサイズ感は日本とほぼ同じと言えます。
ただし、日本と比べると、ジャストサイズを自分で探すことを面倒臭がる消費者も多く、そういう意味で、ワンピースのようなフリーサイズアイテムが売れやすいともいえます。
まとめ:中国のどのエリアに進出していくのか?
日本と比べると、みなさんが想像しているより、大きな違いがあると感じたのではないでしょうか?
- 中国の北と南で平均身長が違う
- サイズ感選びにエリアの差が出る
- 逆に都市部は日本と同じサイズ感
- フリーサイズのアイテムが売れやすい
中国は国土も大きく、他民族国家です。進出するエリアに合わせて、サイズ感やアイテムカテゴリを考えていくことがとても重要です。
兒玉キミト
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