【連載企画 -Vol.3- サスティナブルの本質を紐解くファッションブランドSREU オリジナルデザインのマスクを無料配布】
2020A/Wシーズン、新型肺炎感染拡大を受け、Rakuten Fashion Weekは中止を決定した。
3/19(水) にランウェイショーを予定していたSREUはこの日、会場となるはずだったワールド北青山ビル1F 正面広場にてオリジナルデザインのマスクを約300枚、無料配布した。
» 参考:【連載企画 -Vol.2- サスティナブルの本質を紐解くファッションブランドSREU リメイクブランドのイメージを覆す“引き算”のデザイン】
「環境問題への言及や社会貢献といった大それたものではないが、日々ネガティブなニュースを目に耳にすることも多い中、このタイミングでブランドとして何かできることはないかと考え、少しでも明るいニュースを、少しでも人のためにという思いで、マスクを製作しました。ランウェイショーを作るはずだったチームもこの企画に賛同してくれ、ショーを開催するはずであったこの場所で無理配布することを決めました」
SREUを擁する株式会社 ATENOYの米田代表とSREU デザイナー植木氏は共にそう語ってくれた。
箭内夢菜(セブンティーン専属モデル)、葵揚、月山京香、三根有葵が所属する芸能プロダクション(株)irvingをはじめ、FABIENNE、PR01.、スタイリスト RyoheiYamauchi、TONI&GUY、(株)world、yori らのサポートを受け、約20分で用意したマスクは全て配布された。
全世界に影響を及ぼしている昨今の状況を鑑みて、ファッション業界が出来ることはそれ程多くはないかも知れないが、こうした活動をはじめとし、一刻も早い事態の収束を願うばかりである。
石本 遥路
【連載企画 -Vol.1- サスティナブルの本質を紐解くファッションブランドSREU ランウェイショーまでの舞台裏を取材】
2020S/S Rakuten Fashion Week TOKYOでブランド初となるランウェイショーを開催したSREU。ランウェイショー終了直後から次のシーズンのコレクション製作に取り掛かり、3か月後にはパリでプレコレクションの展示会を開催した。それとほぼ同時期の1月後半、都内某所の古着倉庫にSREU デザイナー植木氏とデザインチームの姿があった。
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