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ラグジュアリーブランドの商品を扱う中国のECプラットフォーム寺庫(SECOO)が破産申請

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(画像出典元:SECOO)

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2022年1月5日、北京に本社を構える小売企業寺庫(SECOO)が破産申請した。
寺庫(SECOO)は2008年に設立され、創業当初はラグジュアリーブランドの中古プラットフォームとして知名度を上げていったが、中国国内の消費者構造の変化に合わせ、設立から約3年後にラグジュアリーブランドの新品を扱うBtoCプラットフォームとして業態変更を図った。

ECサイトやアプリの運営だけでなく上海などの大都市に実店舗もオープンし、2017年にはナスダックに上場した。
だが、2020年の売り上げは2021年と比べ12%の減少となる60.2億元(約1053億円)となり、売り上げの減少と近年の赤字体質とともに、その運営体制が問題視されていた。

未発送や返品返金を受け入れないことによるクレームもインターネット上に散見する状態だったことから、ユーザーから見てそれほどの驚きはないといえる。

サイトやアプリ上ではまだ特に具体的な声明は発信されていないが、今後近い将来、閉鎖も含め具体的な方針が発表されると思われる。

 

 

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