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子ども服D2CブランドPatPat(パットパット)が、約560億円を調達

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(出典元:PatPatオフィシャルサイト)

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お薦めyoutube動画<中国でも進むD2Cブランドの流れ 上海現地解説>

 

アメリカを中心に世界中で人気が上がっている子ども服D2CブランドPatPat(パットパット)が、シリーズCとシリーズDで計5億1000万ドル(約560億円)を調達したことが分かった。シリーズCのメインとなる投資ファンドは今日資本(Capital Today)、General Atlanticおよび鼎暉投資(CDH Investments)などで、シリーズDのメインとなる投資ファンドはDST Global、コ・インベスターはGeneral Atlantic、GGV Capital、鴎翎投資など。

PatPatの創業者は、王灿(Albert Wang)氏、高灿(Ken Gao)氏、胡萌氏の3人。いずれもアメリカのカーネギーメロン大学でコンピューター関連を専攻し、 Oracle(オラクル)などのテック企業で経験を積んできた人物。2011年に動画関連の別事業で創業後、2014年にPatPatを創業した。

PatPatのユーザーはすでに100以上の国と地域に広がっている。中国国内では深圳、広州、仏山、杭州にオフィスを構え、中国以外ではアメリカのサンフランシスコとロサンゼルス、イギリス ロンドン、アイルランドのダブリン、フィリピンのマニラなどに事業拠点を置いている。この7年で、世界でも最大規模の子ども服DtoCブランドに成長している。

ここ数年、国を跨ぐ越境型の直販ECの成長は凄まじく、2008年創業のファストファッション型ECブランドのSHEINのように年商100億ドルを超えるものも生まれてきている。

PatPatは、サプライチェーンの管理やマーケティングでビッグデータとAI(人工知能)技術を活用して他のDtoCブランドとの差別化を図っていて、時代に合ったDXを導入することに前向きなDtoCブランドといえる。

獲得した巨大な資本力を武器に、PatPatはこれから世界市場でのシェア拡大を狙っていく。
 

兒玉キミト

 

 

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