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「中川政七商店限定展」が上海で開催

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上海に続いての出店

中川政七商店とジェトロ(日本貿易振興機構)上海が共同し、上海で「中川政七商店限定展」を開かれた。
中川政七商店のコンセプトとイメージ発信や、日本の伝統工芸品の輸出拡大やEC販売の促進が目的。

展示会形式で、伝統工芸品を実際に手に取ってもらう実体験を重視し、台北、上海、北京のキャラバン形式で限定展を開催。
すでに台北は終了し、上海は12月31日まで開催する。

開催場所は静安寺駅から北側の胶州路にあるリノベーション施設・現所の2期。
現所は、FREITAGの旗艦店や日本のアパレルブランドを取り扱うショールームキャッツなど、クリエイティブなテナントが軒を連ねるSOHO施設。
今回のような期間限定イベントも頻繁に実施されている。

上海展の運営・マーケティングを担うのは、和音風雅上海商貿(吉田雅由共同代表)。同社は日本の物作り志向のブランドや新進アーティストの製品を輸入し、卸や小売りも行っている企業。自身の店舗も現所の一期に構えている。

今回の「中川政七商店限定展」で展示しているのは中川政七商店が選定した250アイテム。会場では購入できないが、多くを天猫国際で販売している。

中国では経済成長が緩やかになる一方で、都市部では文化度の高いモノや高付加価値なモノへの理解度や注目度は年々増しているといえる。
そういった意味で、今回のような展示会は今後も増え続けていく見込み。

 

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