上海ファッションウィーク2024SSの合同展が閉幕
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ショップによって状況差の激しいシーズン
MODE shanghaiやontimeshow、Showroom Shanghaiなどの上海ファッションウィーク2024SSの大型合同展が閉幕を迎えた。
ランウェイショーは、トップバッターとなったアイシクル(ICICLE)のショーをはじめ、中国ブランドが中心で実施され、中国全土のバイヤーが集まる合同展では、現地のショールームを通じてtiit tokyo、wizzard、WIND AND SEA、NAPE_、FILL THE BILL、BEAUTIFUL PEOPLE、PERVERZE、LEINWANDEなど日本ブランドも多数参加した。
コロナ政策転換後2回目となるファッションウィークとして注目が集まったが、国慶節の大型休暇の直後という影響や、中国の不動産販売低迷による景気の停滞もあり、来場者の大幅増加とはならなかった。
バイイングの傾向としては、在庫が残っていて買い控えをするショップが多く見られる一方で、買付金額を大幅に増やすショップも散見され、セレクトショップによって経営状態の差が激しいシーズンと見られている。
また、数年前から中国ブランドの成長や台頭が目立つが、一方で数年前と比較し大きく円安が進んでいることは日本ブランドにとって追い風にもなっている。
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