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上海の大型合同展Ontimeshowが2020秋冬の開催を発表

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コロナウィルスの影響を受けて2020年3月27日から30日の2020秋冬の展示会延期を発表していたOntimeshowが、具体的な延期開催内容を発表した。

大きな内容としては3つ。

1:5月初旬で会場を変更して開催

変更日程は5月5日から5月9日。

会場は、例年使われているWESTBUND ART CENTREではなく、市中心部のショッピングモールであるTX淮海となる。

2:厳選されたブランドの展示会は4月に早期開催

Ontimeshow Previewと題された形で、4月8日から4月15日と期間を少し長めにとり、ブランド数を絞った形で開催される予定。会場はメイン展と同様にTX淮海。
» 参考:【TX淮海】上海に若者ターゲットの新商業施設がオープン

ブランド数は15プラスα程度に絞られる予定で、Ontimeshowと関係の深い中国デザイナーズブランドが中心となる見込み。

3:オンラインでオーダーを取れる仕組みを提供

Ontime Orderと題されたオンラインオーダープラットホームを開発中で、Ontimeshow側からの回答によると、3月31日のリリースを目指しているとのこと。

詳細内容も近日発表となる。

上海はコロナウィルスの感染状況はピークを大幅に過ぎ、生活も徐々に平常時に戻りつつある。

公園や美術館も3月下旬にほぼ全て利用可能な状態に戻る見込み。とはいえライブハウスや映画館のようにまだ運営再開できない施設もあり、海外からの渡航についても厳しい管理が続いている。

そういった中で発表された今回の延期内容。

中国とコロナウィルス感染状況にタイムラグがある日本や韓国、欧米のブランドにとっては参加は簡単ではない状況ではある。中国アパレルマーケットの回復と、その回復に海外ブランドがうまくついていけるか。

コロナウィルスのピークアウト後、注目するポイントは絶えない。

兒玉キミト

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